女の一大事!妊娠(産休)の悩み・どう解決したらいいの?

妊娠って女にとっては嬉しい事で、みんなから祝福される事ですよね?でも手放しに喜べるのは、結婚して、仕事を持っていない人のようです。

未婚なら結婚前なのにどうしょう!と慌てる事になるし、結婚しててもフルタイムで働いていたら、産休が取りずらい環境な職場もあるので、色々と悩む羽目になります。

嬉しいけど、手放しに喜べない事情があるのですね。

会社に産休の制度があるのかチェックしよう

妊娠しても退職したくない場合は、産休や育休を取る事になります。

産休や育休は正社員やパート、アルバイトなどに関係なく認められた権利です。

でも産休を取った場合に、減給や降格、配置転換(配転)などの不利益な仕打ちを受ける場合もあるようです。

産休はあるけど、妊娠したなら辞めて欲しいという会社があり、条件を悪くする事で「自主退職」に追い込みたいブラック企業も中にはあります。

また体調不良や安全の為に仕方なく退職しても、また働きたいと思っている人もいますよね?

その場合は、子育てが落ち着いてから、復職出来るかも確認した方がいいと思います。

産休の申請について・手続きなど

まずは上司に妊娠の報告が必要です。

なるべく速やかに報告した方が、トラブルを回避出来ると思います。

妊娠を報告しなかったことで、カラダに負担がかかる業務をさせられる可能性もあるからです。

安定期に入るまでデリケートな状態なので、周りに気遣ってもらうためにも、早めの報告が必要だと思います。

いつまで働けるかなど、体調と相談しながら決める事になると思います。

産休の時の手続きは、会社が行うものと、自分で申請するものがあります。

会社側の手続き

産休中の社会保険料の免除の申請手続を行います。

念のため、その旨を担当者にお願いしておきましょう。

自分がする手続き

出産育児一時金の申請

国民健康保険へ申請すると、赤ちゃん一人につき42万円がもらえる制度です。

出産手当金の申請

国民健康保険へ申請すると、給料の2/3の金額を産休中に受け取れます。

※申請書はホームページでダウンロードが出来ます。

産休手続は、出産予定日の1ヶ月前までに済ませておく必要があり、安定期から準備を始めておく事をオススメします。

診断書や申請書などの必要書類は、早めに用意しておくと慌てません。

産休・育休中では有給休暇を使えない為、産休前に使ってしまうと良いですよ。

産休に入る準備は、体調が良い時に少しずつ始めておくと、気持ちにゆとりが持てると思います。

スポンサーリンク

未婚で妊娠?!頭がパニックでも赤ちゃんを最優先に考えて!

思いがけない妊娠…結婚していれば問題無いとおもいますが、未婚で結婚するかも決まっていない状態なら、あたまが真っ白になってしまうと思います。

彼氏に話して産んでいいと言われるのか、結婚してくれるのか、両親は許してくれるのか?次から次へと問題が頭の那賀をグルグル回って、パニックになってしまうと思います。

でも深呼吸して落ち着きましょう!そして自分はどうしたいのか、心に問いかけましょう。

「産みたい」と決心が出来たら、次へ進みましょう。

打ち明ける順番を決めて、計画的に進めよう!

  1. まずは当事者の彼に打ち明けましょう!「産みたい」意思を伝えて彼の気持ちを聞きましょう。
  2. 彼も出産して欲しいなら結婚の準備を始めましょう!まずは両方の母親に話し、味方になってもらいます。
  3. 母親の協力を得て、二人で双方の父親に許可を得ましょう。
  4. そして結婚&出産が決まってから、会社への報告となります。

会社への報告はどのタイミングでするの?

結婚の了承は得られたものの「結婚式の日取り」や「入籍」など、具体的に決まっていないと話しにくいと思います。

できれば決まってから上司に報告したいと思うかもしれませんが、世間体よりも「赤ちゃんを最優先」に考えて行動しましょう。

妊娠が発覚してから、彼に打ち明けたり、親の許可をもらったり、想像以上のストレスがあったと思います。

そしてそのストレスは、お腹の中の赤ちゃんにも伝わっています。

会社に報告するのも内緒にするのも、ストレスがかかりますが、「お腹の赤ちゃんの健康」を考えて、結婚の具体的な事が決まっていなくても、速やかに上司に報告しましょう!

妊娠初期は流産しやすいので、なるべく「赤ちゃんがストレスにならない」状態を心掛ける事が大切です。

今は「授かり婚」と言って、よくある事なので明るく報告する方が、「おめでとう!」と言ってもらえると思います。

そして産休についてなど、上司と話し合うと良いと思います。

母子手帳は結婚(入籍)前でも受け取ろう

妊娠8週頃に病院で妊娠届をもらい、自治体で母子手帳を受け取りに行きましょう。

病院や役所には、これから入籍予定だと伝えれば何の問題もありませんので、安心して下さいね!

気持ちが不安定な時なので、周りの協力は積極的に受けた方が赤ちゃんの為ですよ。

一人で抱え込むのが、一番ストレスになるので気を付けましょう!

スポンサーリンク

もしブラック企業で、産休を拒否されたら退職するしか無いの?

世の中には、妊娠しても喜べないようなブラック企業に勤めている人もいます。

少子化で子供を産み育てる事は、日本という国を存続させていく上で、とても大切な事ですよね?

だから当然、勤務先でも出産・育児のサポートをしてもらう必要があると思います。

なのに、未だに妊娠した女性を「役立たず扱い」して、退職へ追い込もうとする企業もあるようです。

妊娠した女性が安心して出産出来るような法律がありますが、知らないとブラック企業の言い分を信じて、自己退職してしまう可能性があるので注意して下さいね!

出産・育児に関する法律を知っておこう!

◆産前産後休暇(労働基準法第65条)

出産のための休業を認めますという法律です。

※産前は出産予定日の6週間前(多胎妊娠(双子以上)の場合は14週間)
※産後は出産の翌日から8週間の休業期間

(内容)
妊婦が6週間(多胎妊娠の場合は14週間)以内に、出産予定の女性が休みを請求した時には、就業させてはダメ、
使用者(職場)は産後8週間以内の女性を就業させてはダメ。ただし、産後6週間を経過してから請求したら、医師が支障がないと認めた業務なら、勤務させられます。

産前の休暇は本人の請求で与えられるが、産後の休暇は本人の請求の有無に関係なく与えられる強制休暇です。

※違反した場合の罰則→6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が課せられる。

※勤務先へ時間外労働や深夜残業の制限、軽易な業務への転換の希望を出す事が出来る。

◆産前産後休暇に伴う解雇の禁止

会社は、妊娠・出産・産前産後で休んだことなどを理由に、解雇することは法律で禁止されています。

また、産前産後休業期間、その後30日間の解雇は禁止されています。

このように妊婦が安心して出産出来るように、法律です。定められているので、妊婦の権利として主張しましょう!

育児休暇は誰でも取る事が出来るの?

育児休業は、誰でも取得できるものではありません。

要件を満たしている場合に、申請が必要となります。

※休業開始予定日の「1ヶ月前まで」に「書面」で育児休暇の申請が必要になります。(休業開始予定日、休業終了予定日の記載が必要となります)

出産のサポート制度はあるの?

◆産前・産後休業期間中の社会保険料の免除

事業主が年金事務所または健康保険組合に申出をします。

◆出産手当金

出産日以前42日~出産日後56日までの間で、欠勤1日に対して、健康保険から賃金の2/3相当額が支給されます。

※ただし国民健康保険からは出産手当金は出ません。

スポンサーリンク

復帰後が問題?産休後の職場のトラブルで、ストレス増加の原因とは?

法律で守られているので無事に産休を取り、育児休暇も与えられて、無事に赤ちゃんを産むことが出来たと、手放しに喜べない現実もあるようです。

復帰後の職場の環境や人間関係の不和が原因で、結局は退職してしまうケースもあるようです。

産休が取れたにも関わらず、残念な結果になるのを防ぐ事は出来ないのでしょうか?

過剰な配慮による働く意欲の低下が原因の場合

これは良かれと思って行った配慮が、逆に精神的に追い込んでしまったケースです。

会社側は育児を行う事に対して疲労を軽減してあげたいという気持ちで、出産前の部署より楽な部署へ移動させたケースです。

仕事をバリバリとしていた人は、出産後も同じようにバリバリ働きたいと思っていますが、役職を外されたり、プロジェクトを外されたりして、楽で責任の無い仕事に変わってしまった事で、仕事への意欲を失ってしまう事があります。

自分がもう会社に必要な人材では無いと思い込んでしまったりするので、それがストレスで退職を考えてしまうようです。

周りの人に負担を掛けすぎてしまう場合

こちらは前者とは反対のパターンで、育児を理由に他の人へ自分の仕事を負担してもらったり、勤務時間を優遇してもらったり、休みを頻繁に取ったりする事で、他の人の仕事量が増えてしまうケースです。

育児を理由にされると、周りは嫌な顔をするわけにもいかず、ストレスが溜まっていきます。

申し訳ないという態度ならまだしも、当然でしょ?という態度だった場合には、「あの人のせいで」と陰口を言われる原因となります。

会社側でも、仕事量が増える社員に対してのケアが必要ですが、周りに負担をかける事への配慮を自分でもする必要があります。

男性社員からの協力が得られない場合

女性同士の場合は、妊娠や出産のカラダの変化の辛さや育児の大変さについて、理解を示してもらいやすいと思います。

コミュニケーションをキチンと取れば、多少仕事の負担をお願いしても人間関係に亀裂は入らないと思います。

でも男性は出産する事が出来ないし、独身男性なら育児の経験もありません。

客観的には大変だろうなと想像は出来ても、実感することは無いので、復帰してから日にちがたつにつれて、配慮が無くなっていく傾向があります。

それに伴って男性と同じ仕事が求められてもきて、精神的にも肉体的にもキツくなり、退職を選択してしまうケースがあります。

スポンサーリンク

妊娠(産休)への嫌がらせ・マタハラは許してはいけません!

妊娠や出産の事を「おめでた」と例える事からも、お祝いする事なはずです。

でも他人の妊娠や出産に対して、嫌な感情も持ったり、心無い態度を取る人たちがいます。

妊娠、出産、育児をしているしている人に対して、精神的や肉体的に苦痛を与える嫌がらせを行い、不当な扱いをした場合に、マタハラ(マタニティ・ハラスメント)と認定され、裁判で賠償金の支払いを命じられる場合もあります。

差別用語で暴言を吐くだけでもマタハラになります

ヒドイ事を言ったにも関わらず、「単なる冗談だよ」と言う人がいますが、暴言は「言葉の暴力」だという事を認識すべきなのです。

◆上司の暴言がマタハラと認定された実例

女性は妊娠すると「お腹が大きく」なったり、「胸が大きく」なったりします。

カラダの変化は妊婦なら当たり前の事ですが、その女性に対して言った言葉が問題となりました。

「腹ぼて」「胸が大きくなった」などと、差別的な言葉やセクハラ的な言葉で女子社員を傷付けました。

この言動を女性が訴えた事で、上司はマタハラだとして「けん責処分」を受けました。

◆男性(パパ)にもパタハラが起こっている実例

男性は妊娠する事は出来ませんが、育児に協力的なパパをイクメンと言いますよね。

こういう男性が増える事を、女性は待ち望んでいたと思います。

でも古い考えの男性の中には、イクメンをダメな社員と見下す傾向があるのも事実です。

育児休暇を申請した男性社員に対して、嫌がらせを行った上司に対して訴えがありました。

育児休暇を取った男性社員に対しての嫌がらせは、休暇前の仕事を取り上げられたり、昇級のための試験を受験する機会を与えなかった事でした。

男性社員は、昇級した場合の給与分と退職金の損害賠償請求を行った結果、一部の賠償金の支払いが上司に命じられました。

裁判の後も同じ職場で働くのは辛いですが、こういった訴えをしていかないと、妊娠・出産・育児への会社側の環境が改善されていかないという現実があります。

環境を変えていくには、勇気ある行動が必要なのかもしれません。

マタハラの無い環境にしていく為には?

妊娠や産休は、妊婦にとってデリケートな問題ですが、場合によっては、周りに負担をかけてしまう事も事実です。

普段からコミュニケーションを取る事で、互いを思いやる気持ちになれるのが一番良い方法だと思います。

あとは両者の気持ちを考えた会社側のサポート体制やケアが必要だと思います。